キャンプでの焚き火に必要なアイテムと手順&ルール・注意点を解説!

キャンプの醍醐味である「焚き火」。

慣れてしまえばさっと準備・後片付けができるようになりますが、初めてやる時はどんなふうにやれば良いのか戸惑いますよね。

そこで今回の記事では、

  • キャンプで焚き火をするために必要なアイテム
  • キャンプで焚き火をする時の手順
  • 焚き火をする前に知っておきたい注意点

を画像付きでご紹介していこうと思います。

目次

キャンプで焚き火をするために必要な7つのアイテム

キャンプで焚き火をするには、事前に7つのアイテムを揃えておく必要があります。

  • 焚き火台
  • 着火剤
  • チャッカマン・バーナー・ガストーチ
  • スタッパシート(焚き火シート)
  • 火バサミ
  • 火消し壺

順に詳しく解説していきます!

①焚き火台

焚き火台は、キャンプで焚き火をするためには必須のアイテム。これがなければ始まりません…!

安価なものからある程度の値段のものまでありますが、あまり安すぎるものは数回使っただけで変形したり、穴が空いたりしてダメになってしまうこともあるよう。

ぷる

火を扱うものですので、しっかりした作りのものを選ぶにこしたことはありません。

私はキャンパーさんたちから人気の高い、snowpeak製の焚き火台を利用しています。

snowpeakは高品質で有名であることに加え、永久保証がついているので修理の際も安心。

まだ焚き火台を購入していない方は、ぜひ検討してみてくださいね。

②薪

焚き火台を用意したら、次は薪です。

キャンプ場で売っているものは、基本的に値段が高め。

事前にホームセンターで買ったり、地域に安く売ってくれる方がいればそちらで手に入れておくのがお勧めです!

ぷる

私は近所に、不要な木を切って売ってくれる方を見つけました…!

ひと束ざっくり6kg以上で500円。地方寄りだとこういう所も多いんです。

③着火剤

なくても着火することは可能ですがかなり時間と労力がかかるので、着火剤はほぼ必須と考えてOK。

キャンプ場には売っていないことの方が多いような気がします。

100円ショップなどでも安価で入手できますので、事前に買っていきましょう!

1袋全部使い切ることはないと思うので、口を閉めて湿気ないようにすれば次回も使えます。

④チャッカマン・バーナー・ガストーチ

ライターだと着火剤から手までの距離が短くて危険なので、最低限チャッカマンを用意しましょう。

ぷる

大型のバーナーやガストーチなどがあると、本当に一瞬で火が付くので本当に楽です。笑

慣れてきて少しでも手間を減らしたい!と言う場合は、大型のバーナーやガストーチを検討してみても良いかもしれませんね。

⑤スタッパシート(焚き火シート)

忘れがちなのがスタッパシート。

これは「焚き火シート」のことで、焚き火台の下にもしっかりと敷くのがマナーになっています!

直火していたのであれば論外ですが、残念ながら焚き火台を使っていてもこのように芝が焼けてしまうということが普通にあるんです…。

snowpeakの焚き火台には付属品のベースプレートがあるのですが、これを直置きするのもNG!熱伝導が良いので、上の画像と同じ状態になります…

ぷる

焚き火台使ってるからOKではないってことですね。

⑥火バサミ

焚き火中にちょこちょこ出番がある火バサミ。

最初は100円ショップのトングなどで代用しても良いと思いますが、柄が短いと熱くて手が出せなくなってしまうかもしれません。

ある程度長さがあり持ち手の部分が木になっているなど、熱さがダイレクトに伝わってこないものがおすすめです!

ぷる

snowpeakの火バサミがおすすめ!

そこまで高価ではないのにしっかりしていて変形しづらく、長いので火が大きくても薪に届きます。

⑦火消し壺

火消し壺は必須ではありませんが、あると便利なアイテムです。

  • 火を短時間で消すことができるので、片付けの効率が上がる
  • 炭として残っているものがあれば次回再利用できる

もし余裕があれば、最初に揃えてしまうと便利だと思います。

キャンプで焚き火をする時の流れ

①薪を組む

まずは薪を組みます。

こんな感じで、ある程度余白があるように組んでいきます。

②着火剤を置いて火をつける

薪の下に着火剤を置き、火を付けます。

一気に火が出るので注意!

③火が安定するまで見守る

着火剤に火が付いていても、薪にしっかりと移ってくれなければすぐに消えてしまいます。

  • 風を送る
  • 細目で燃えやすそうな薪を近づける
  • 着火剤を少し追加する
  • 薪を組み直す

など工夫をしながら、火が安定するまで見守りましょう。

④薪を追加しながら焚き火を楽しむ

火が安定したら薪を追加しつつ、焚き火を楽しみます。

薪は灰になるとかなり体積が小さくなるので、途中で灰がいっぱいになるということは余程でなければないと考えてOK。

眺めているだけでもよし、温まるのもよし、食べ物を焼くのもよし…。

真夏以外は夕方頃から冷え込みますので、火を小さめに長く焚き続けるのがポイントです。

⑤火が消えたことを確認してから就寝

就寝する時は必ず火が消えてからにしましょう。

夜は足元が暗くなっているので、灰の片付けは翌朝にします。

網の上に食べ物を置いたままにすると夜中に動物が寄ってくるので、食べ物だけはしっかりと片付けましょう!

⑥しっかりと冷めたことを確認してから炭を捨てに行く

翌朝、焚き火台と灰がしっかりと冷めたことを確認したのちキャンプ場の灰捨て場に灰を捨てにいきます。

キャンプ場のルールに従って処分するようにしましょう。

間違ってもその辺に捨てるのはNGです!わからなければキャンプ場の方に聞くと丁寧に教えてくれますよ。

ちなみに…キャンプを始めたばかりの頃に「焚き火台を洗うか、洗わないか」で迷う方は結構多いと思います。

ぷる

これに関しても別記事で詳しく深掘りしています!

良かったら以下のページもチェックしてみてくださいね。

キャンプで焚き火をする時のルール

最後に、キャンプ場で焚き火をする時のルールをおさらいしておきましょう。

直火は基本NG

多くのキャンプ場では基本的に「直火NG」となっていることが多いです。

焚き火台とスタッパシートを使う前提で行くようにしましょう。

直火がNGとなった理由
  • 火事などのリスク面
  • 手入れされた地面に跡が残ってしまう景観面
  • 直火跡を放置して帰ってしまうマナー違反者への対策

しかし…「野外で直火」というのは風情があって憧れる方もいると思います。

自分で石を組んで、拾った薪を焚べて…というのも素敵ですよね。

ぷる

実は、かなり数少ない「直火OKキャンプ場」も存在しています。

直火を体験してみたい方はこのようなキャンプ場でチャレンジしてみてくださいね。

一応、事前にキャンプ場に確認してからすることをおすすめします。

火が消えるまでは絶対に目を離さないこと!

繰り返しになりますが、火をつけたままその場を離れるのはNG。

サイトに誰もいない状態で炭火が燻っている…という状態はとても危険ですので絶対にやめましょう。

  • 家族全員でお風呂に入りに行く
  • もうすぐ消えかけの炭火を放置してそのまま就寝

これは絶対にダメです!

風で飛んだり、予期せぬ事態により焚き火台が倒れたりして引火したら?ひとたまりもありません…。

火は本来とても怖いものですので、必ずマナーとルールを守って楽しむようにしましょう。

まとめ

「焚き火=寒い冬だけ」というイメージがあるかもしれませんが、実際にキャンプ場に行ってみると…季節に関係なく、1年中焚き火しているところが見られます。

キャンプと言えば焚き火・炭火。

最初は勝手が分からず不安かもしれませんが、一度流れを覚えてしまえば2回目からはスムーズにできるはず!

ぷる

ぜひこの機会に、キャンプで焚き火を楽しんでみてくださいね。

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