キャンプの醍醐味である「焚き火」。
数あるアウトドアメーカーの中でも、スノーピークの焚き火台は「一生使えるキャンプギア」と言われていることで有名ですよね。
しかし、いざ焚き火台を購入するとこんな疑問が…。
- snowpeak純正の焚き火台ベースプレートは必要?
- もっとサイズが大きいものを使った方が安全?
- 別のもので代用しても良いのでは…?
と感じているキャンパーさんも少なくないはず。
結論から言うと…焚き火台の下敷きは絶対に必要。
でも、純正である必要はないと思っています!
今回の記事では、snowpeakの焚き火台を愛用している私が「純正ベースプレートでなくても良い」と思った理由や代用品についてを解説していこうと思います。
焚き火台の ” 下敷き ” の重要性
「キャンプ=直火NG」というのはここ十数年で当たり前なキャンプのルールとなりましたが、その焚き火台の「下」はについて考えたことがあるでしょうか。
焚き火台には穴が空いていますので、焚き火台の下にその炭や灰が落ちてしまいますよね。
ベースプレートは、この炭や灰から地面を守るために必要なものなのです。
スノーピーク「焚き火台のベースプレートはいらない」と感じた理由
炭や灰から地面を守ってくれるベースプレートですが…冒頭でもお伝えした通り、私は「必ずしもsnowpeak純正のベースプレートを使う必要はない」と感じています。
理由は以下の3つ。
- 価格が高い
- ベースプレートのみでは地面への防熱効果がない=単体では使えない
- ベースプレート本体が重い
あくまで私の主観ですが、snowpeak純正のベースプレートを買おうか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
①価格が高い
2022年11月現在、snowpeak公式サイトの焚き火台ベースプレートの金額は
- Mサイズ:2,750円
- Lサイズ:3,300円
となっています。
めちゃくちゃ高い!と言うわけではないかもしれませんが、地味に痛い出費です…。
②ベースプレートのみでは地面への防熱効果がない=単体では使えない
snowpeakに限ったことではないのですが、ベースプレートのみでは焚き火の熱が地面に伝わり、地面が焦げて傷んでしまうことも。
ベースプレートは「焚き火台の下に灰や炭が落ちるのを防ぐもの」であって、防熱効果は全くありません。
ベースプレート1枚敷けばOK!ということではないんです…。
なので、実際に使うときは防熱効果のあるアイテムを併用する必要があります!
ちなみに、snowpeakのもので揃えると「ベースプレートスタンド」というアイテムになるのですが、こちらも単体で3,000円ほど。プレートと合わせて約6,000円くらいになってしまいます。
結構痛い出費になってしまいますよね…。
③ベースプレート本体が重い
ベースプレートの重さは以下の通りです。
- Mサイズ:1.3kg
- Lサイズ:1.8kg
これも単体で見るとそこまで重く感じないかもしれませんが実際は5.5kgの焚き火台本体とセットにして専用バッグに入れて持ち運ぶため、結構な重量感になってしまいます。
まとめて持つと結構重いです。女性であれば、片手で運ぶのはなかなか難しい重さ…。
「ベースプレートなしでスパッタシートを使う」のもおすすめ!
では、どうするのが一番コスパが良いのか?と言うと…スパッタシート(焚き火シート)を使うのがおすすめです。
- 価格が安い
- 難燃性布で高い防炎性・断熱性がある
- 布なので軽い
- 落ちてきた灰・炭の処分も簡単
防炎性・断熱性に関してはアイテムの性能を比較する必要がありますが、その他の部分についてはベースプレートがなくても、スパッタシートで全て代用ができる機能です。
また、高火力で焚き火をする・火が地面に近い焚き火台を使う場合はスパッタシートの下にコンパネを敷くというキャンパーさんもいらっしゃるようです。
一番大切なのは、地面を痛めないこと!
場合によってはシートを二重にする・コンパネを敷くなどの対応ができるようにしておくと良いですね。
それでも私が純正ベースプレートを使っている理由
上で「いらないと思う理由」をお伝えしてきましたが、それでも私が現在純正ベースプレートを使っている理由。
それは、焚き火台のスターターキットについていたからというだけの理由です。
手元にあるものを使わないのは勿体無いなぁ…というだけの理由です。
おそらく今後ベースプレートがダメになった時は(ダメになるかどうか分かりませんが…)、わざわざ買い直す必要はないかな…と今のところ感じています。
ルールとマナーを守りながら、焚き火を楽しもう!
今回の記事では「snowpeak純正の焚き火台ベースプレートは必要か?」をテーマにしてお伝えしてきました。
私は純正ベースプレートはなくても良い派ですが、上でも触れた通り一番大切なのはサイトの地面を傷めないようにすることです。
ベースプレートよりもコスパがよく使い勝手の良いスパッタシートなどを活用し、ルールとマナーを守りながら気持ちよく焚き火を楽しみましょう。