本格派SUV好きの旦那の希望で、結婚当初からランドクルーザー・プラドに乗っていた我が家。子どもが生まれた現在も、そのままファミリーカーとして乗り続けています!
子どもが誕生すると大きな車、中でもミニバンが選択肢になってくるご家庭が多くなってくると思いますが…
私たち夫婦のようにSUV好きのお父さんやお母さんもいるのではないでしょうか。
はたしてランドクルーザー・プラドのような本格化SUVがファミリーカーに適しているのか?と心配で購入することを躊躇している方もいらっしゃると思います。
実は私も、購入前には将来子どもが誕生した時のことを考えて随分と悩んだ1人です。
そんな私がファミリーカーとしてランドクルーザー・プラドを使ってみて、実際のところどうだったのか?ファミリー向けの車なのか?
ファミリーカーとして使用して個人的に感じたメリット・デメリットをお伝えしたいと思います。
我が家のランドクルーザー・プラドのスペック
まずは我が家の簡単な自己紹介と、乗っているランドクルーザー・プラドのスペックからご紹介します。
- 夫婦+乳児1人の三人家族
- ランドクルーザー・プラド 150型後期 TX 7人乗り
- 3列目のシートは常に倒してラゲージスペースとして使用
- 燃費は9km/L。月に2回満タンでガソリンを入れて25,000円程度(155円/Lで換算。2023年1月時点)
- 自動車税は約50,000円
- 車検費用は法定費用62,610円+α
一般的な車の維持費としてはやや高めな部類に入りますが、アルファードなど大きなファミリーカーなどと比べると大差はないと思います。
ランクル・プラドにチャイルドシートを付けるとどんな感じ?
我が家は運転席側の2列目シートに新生児から使用可能な回転式のチャイルドシートを装着しています。
車体内の横幅が156.5mあるので、後部座席でチャイルドシートの隣に座っても圧迫感はなく広々としています。
難点を挙げるとするならば、このチャイルドシートはISOFIX対応なので装着の安定感はありますが…悪路を走行するときはチャイルドシートも結構揺れます。
首が座るまでは心配で隣でずっと頭を抑えていました。
これに関しては使用するチャイルドシートとの相性もあると思うので、座面がしっかり後ろに倒れるタイプのチャイルドシートにすれば問題ないようにも思います。
子育て世代がランクル・プラドに乗るメリット
子育て世帯がランクルの購入を検討するときに感じる一番の疑問が「実際、小さなこどもがいる家族にランクルってどうなの?」と言う点だと思います。
乳児がいる我が家の視点で見るプラドの魅力は、以下の3つです。
- ラゲージスペースの広さ
- 見た目がかっこいい
- リセールバリュー
画像を使いつつ、順にご紹介していきます。
①ラゲージスペースの広さ
ランドクルーザー・プラドの魅力の1つはラゲージスペースの広さ。
子育てをし始めて初めて知りましたが、赤ちゃん連れ旅行の荷物の多さは想像の遥か上を行きますよね…。
荷造りをするだけでも大変なのに、せっかく用意した荷物が車に乗せられないなんてことになったら悲しすぎます。
しかしランクル・プラドなら600Lを超える容量があり、そんな心配はありません。
心配性でいつも人より多くなりがちな私が用意した荷物でもすっきり綺麗に収まり、旅先で購入したお土産や実家で持たせてくれるお菓子を追加しても余裕な広さです。これには大変満足しています。
ちなみにこれは三列目シートを格納した状態でのお話です。
三列目シートを使用して7人乗り仕様にした場合は、以下の画像の通りラゲージスペースがほとんどなくなってしまう点は要注意です。
②見た目がかっこいい
もうこれはSUV好きの方はみなさん納得していただけるのではないでしょうか。
私もSUV好きで独身時代はSUVに乗っていたこともあるのですが、ランクル・プラドの佇まいは別格です。何度見ても惚れ惚れしてしまいます。
車は毎日使うものだからこそ、自分の自分が上がるものに乗りたいんです!
③リセールバリュー
結婚当時、プラドを購入することを躊躇っていた私たちが購入に踏み切った一番の決め手がこれです。
- 半導体不足の影響により受注が停止されていること
- 新車の長納期化の影響で中古車の在庫が少なくなっていること
これらの原因により、2023年現在でもプラドの中古車販売価格はじわじわと高騰しつつあります。
今後また別の車に乗り換えたくなったとしても高額で売却できるというのは心強いです。
子育て世代がランクル・プラドを選ぶ前に知っておきたい注意点
ここまでメリットをご紹介してきましたが、もちろん反面デメリットも存在します。
これはどちらかというと「プラドだから」と言うわけではなく「SUVだから」と言う面が大きいかもしれませんが、私が感じる3つのデメリットもご紹介していきます。
①車体の座面が高く乗車するのに一苦労
座面が高いので、乗車する時はステップを使ってよっこいしょっと上がる必要があります。
5歳以下の子どもや足腰の弱い高齢者が1人で乗車するのは難しいと思います。
さらに我が家のランクル・プラドはサンルーフの格納部分がある分天井も低めなので、チャイルドシートに子どもを乗せるときは毎回一苦労です。
②スライドドアではない上に車体の横幅が広い
ランクル・プラドはスライドドアではなく、車体の横幅も広いです。
隣の車にドアをぶつけないようにしながら、子どもを抱っこした状態でステップを使って乗り降りするのは至難の業です…。
慣れるまでは結構大変でした。
駐車場は広めの所や、ちょっと離れた空いたところを選びがちです。
③後部座席の足元が狭め
私はいつも助手席を最大限前に倒した状態で助手席側の後席に乗車するのですが、必要最低限の子どもの荷物などを足元に置くと結構狭くなってしまいます。
後ろに置けば?と思われてしまうかもしれませんが、ここに写っているものだけでも「走行中に必要になりそうなもの」ばかりなんです…。
走行中にも目が離せない乳幼児の時期は仕方ない!と割り切って乗っています。
現実的に、子どもは何人まで乗れる?
冒頭でもご紹介した通り我が家のプラドは7人乗りですが、現実的に考えると…夫婦+子ども2人までかな?と思います。
年齢にもよりますが、ベビーシート・チャイルドシートが必要な年齢だと3人はかなり厳しいかもしれません。
子どもが乳幼児期は、ぐずったりしたときに親がすぐにチャイルドシートの隣にいけるような体制が必要になるので、二列目と三列目に1人ずつが限界かと思いました。
しかしランクルプラドはベンチシートタイプなので、前後の座席移動が難しい点が気になります。
二列目シートのコンソールボックスを前に倒す事で、空間はできますが移動するには狭いと思います。これについては我が家も第二子が生まれたらどうしよう?と悩んでいるポイントです。
家族の人数や車の用途を考え、後悔しない車選びをしよう!
ファミリーカーとしてよく購入されるミニバンと比較すると、スライドドアではない点や座面が高い点などデメリットが大きいのが現実です。
後部座席の乗り心地や快適性をとっても、ミニバンには劣ってしまうと思います。これから赤ちゃんが生まれるご家庭には正直お勧めはできません。
それでもSUV好きの心は十分すぎるほど満たしてくれるし、一度は乗ってみたかった憧れの車に乗ることができて結果的には大満足です!
ファミリーカーとしては不便な部分も多いですが…SUV好きさんなら乗り越えられる!って感じています。
これからファミリーカーの購入を検討されている方の参考になったら嬉しいです。