アメニティードームSは、ソロキャンプ初心者向けのテント。「アメド」と略して呼ばれることが多く、たくさんのスノーピーカーが愛用しています。
このテントの特徴はたくさんの荷物を収納できる前室と、過ごしやすいインナーテント。
キャンプ初心者の頃から、今まで3年間で30泊以上使い込んできましたが…
いまだに壊れることなく、現役で使っています!
本記事では、
- アメニティードームSの特徴を知りたい
- 実際に使った感想を知りたい
- 初めてのテント選びに迷っている
このような方の疑問に、アメニティードームSを愛用している私がお答えします!
アメニティードームSを使ってみた感想&メリット
私がアメニティードームSを実際に使っていてメリットだと感じている点は、以下の通りです。
- ソロキャンプ向けのサイズ
- 前室が使いやすい形状(荷物がたくさん置ける&形の違う出入口が2ヶ所ある)
- 快適な作りのインナーテント
- ダブルウォールで結露しにくい
- しっかりした作りで安っぽくない
個人的に、かなり高コスパなテントだと思っています!
①ソロキャンプ向けのサイズ
アメニティードームはソロキャンプにとってもおすすめなサイズ感!
というのも、説明書には2〜3人用と表記されているのですが…実際には2人だと「ギリギリ寝るスペースだけはある」という状態です。
対して1人なら余裕を持って使えて、荷物を置くスペースも充分確保できます。
2人以上で使う場合は、同じラインナップのMサイズ以上を検討するのが良いと思います。
②前室が使いやすい形状
前室はサイドパネルが追加された斜めの形状をしています。
広くて荷物がたくさん置ける
前室は多くの荷物を収納できるスペースがあります。
外に荷物を出したままで寝るのは、夜露で道具が濡れてしまったり防犯面でも良くありません。
また、夜露対策だけでなく雨の日のキャンプにも大活躍!テントを閉めきってインナーテントに座りながら、前室で作業する…という「おこもりソロキャンプ」もできちゃうんです。
形の違う出入口が2ヶ所あるので、使い勝手が良い
アメニティードームの前室入口は、形のが違う入口が2箇所付いているんです。
フロントパネルは、跳ね上げて簡易タープとして。
そしてサイドパネルは、フロントパネルを閉じたままでも出入りすることができます。
これにより、雨天時でも荷物や体が濡れるのを最小限にできます。
③快適な作りのインナーテント
アメニティドームSのインナーテントは広さに余裕があるので、ローコットを入れることが可能。
前後2ヶ所に大型の出入り口はフルメッシュにできるので風通しが良い上に、虫の心配もありません。
そして、天井のランタンループも6箇所も!
場所を選ぶことが出来るので、手元が影にならないように位置を変えることができる点が気に入っています。
④ダブルウォールで結露しにくい
アメニティードームはインナーテントとフライシートがセットになっている2層構造のテント。フライシートとインナーの間を、空気が流れる仕組みになっています。
これが想像以上に通気性が良く、今までインナーの中が結露したことはありません!
内部が結露すると撤収時に乾かすのも手間がかかってしまいますので、これはかなり嬉しいポイントですよね。
⑤しっかりした作りで安っぽくない
アメニティードームSは「さすがスノーピーク!」というつくりのテント。
2023年1月に値上げが発表され4万円台となってしまいましたが、それでも本体仕様を考えると納得の金額です。
- フレーム:ジュラルミン製
→軽くて耐久力あり。かなりの強風でも耐えてくれます。 - 生地耐水圧:1800mm。
→かなり高い防水性を備えています。
その他、防水テープや縫い目など細部までしっかり作られているので、安っぽさは感じません。
アメニティドームは、snowpeakの店舗でも実際に張られていることが多いです!
店舗が近くにある方は、足を運んでみて実物を確認してみるのも良いかもしれませんね。
ポイント還元を考えると
アメド購入を検討している皆さんに伝えたい…!
ポイント還元率が高い楽天またはYahooショッピング経由の購入が、トータルでお得に購入できる可能性が高いです!
楽天には「特にお得に購入できる日」もありますので、とりあえず買い物かごに入れておき、お得になる日を狙って購入するのが一番おすすめです。
追加で用意したいもの
どのテントにも言えることですが、ある程度きちんとしたキャンプをするのであればテント本体以外にも必要なものが出てきますよね。
ここでは、私が実際に使っている「アメニティードーム本体以外に必要だったアイテム」をご紹介していきます。
グランドシート
グランドシートは必須ですが、高価なものは必要ありません。
私がオススメするのは、ODグリーンシートの1.8m×2.7mサイズです!
端から40センチの位置で折るとちょうどいいサイズになります。
正面は少し飛び出るのですが、フライシートの下なので問題ありません。むしろ、靴を脱いだ時に乗れるので便利です。
緑色なら芝の色と馴染んで目立ちにくいですしね!
跳ね上げ用ポール
フロントパネルを跳ねあげるポールは別売りです。オススメは「スノーピーク ライトタープポール125」。
125cmくらいのコンパクトなポールにしておいた方が、見た目もスッキリします。
ペグハンマー
テントに付属していないので、意外と忘れがちなのがハンマー。地面が固い場所だと、ペグが刺さらず途方に暮れることもあります…。
オススメは、スノーピーク製のハンマー。ペグを抜くときも使いやすくて便利です!
打ち込むだけならどんなハンマーでもいいのですが、このハンマーは硬い地盤でもペグを抜きやすいんです。
一度買ってしまえば、よほどのことがない限り壊れずに使い続けられるアイテムです。
タープ
タープと組み合わせれば、より快適になります。動き回れるほどの広さと、広範囲を日差しや雨から守ることができるからです。
タープがあれば雨天時の設営・撤収が楽になりますので、併せて使えるようなコンパクトタープがあるとなお良し!ですね。
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アメニティードームSの気になる点
①設営に手間がかかる
他のドーム型テントにも同じことが言えますが、設営の手順が多くやや複雑です。
構造が複雑なので慣れないうちは設営に時間がかかります。快適性と利便性を考えると複雑な構造になるのはしかたないんですけどね。
はじめて設営するときは、キャンプ場に行く前に練習しておくのがおすすめ。
説明書やネットで検索してイメージトレーニングするだけでも、本番でスムーズに設営できます!
②雨天時の設営・撤収はインナーテントも濡れる
インナーテントを立ててからフライシートをかぶせなければいけないので、雨が降っている中での設営や撤収はインナーテントが濡れてしまいます。
解決策としては、タープを先に設営すること。その下でテントを張るようにすれば濡らさずに済みます。
③高さが低いので中腰での移動になる
風に強い構造のため、高さが低いです。
一番高い室内高でも120cmなので立って移動することは出来ません。前室からインナーへの移動も中腰での移動になります。
30泊以上使ってわかった耐久性
アメニティードームSを購入してから、4年間・30泊以上使い込んで分かった耐久性についても紹介します。
- 雨の日に使うことが多いが雨漏りなし
- 撥水性は充分残っている
- 撥水スプレーは今のところ必要なさそう
最近は雨の日用のテントとして使ってましたが、耐水性能は問題ありません。安心して長期間使えます。
注意点としては、よく乾燥してからしまうこと。濡れたまま長時間放置すると、加水分解してしまいます。
劣化や破損はありません。
この記事を書くにあたり、改めて耐久性について考えてみたのですが…
ほぼ新品のときと変わりません!
これと言って書くことがないほど、経年劣化した感じもありません。
正直、テントは買い替えたくなるキャンプ道具の1つだと思います。実際私も買い換えた経験があります。。
しかし、アメドは未だに手放すことなく、今でも時々使っています。
新品の頃に感じた安心感と使い勝手の良さは、30泊以上した今でも変わっていません。
アメニティードームSを選んだ理由
私もテントを選ぶときは、かなり悩みました。
結果的にアメドSを選んだわけですが、その決め手を紹介します。
自立式で初心者でも失敗しない
- ペグが効かない場所でも自立する
- テントを立ち上げてからでも場所を変えるのが簡単
ワンポールテントの方が設営は簡単なのですが、ワンポールだと一度決めた場所から動かすことができないですよね…。
対してアメニティードームは自立式なので、気軽にサイトのレイアウトを変えられるのが魅力的。
逆さまにできるので、撤収するときもテント底面を乾燥させやすいです。
メンテナンスが楽
アメニティードームはポリエステル素材なので乾きやすく、メンテナンスが楽です。
人気のTC素材も魅力的だったのですが、カビやすくメンテナンスが大変ということだったので辞めることにしました…。
撤収の時にすぐに乾いてくれるので、まだキャンプを始めたばかりの初心者の頃でも苦労することはなかったです。
インナーテントが多目的に使える
アメニティードームSのインナーテントは、それ単体だけを他のテントと組み合わせて使うことが出来ます。
私の場合はサーカスTCのインナーテントとしても使っています。
同じように、インナーテントの上にタープだけ張って使うことも可能です。
安心の永久保証付き
安い買い物ではないので、しっかり保証されているなら安心できると思いました。
結果、高品質で耐久性が高く保証を使ったことはありません。
人気があるので情報がたくさんある
アメニティードームはとってもポピュラーで人気のあるテント。
それゆえ、設営方法や畳み方などに困ったらすぐにネットで調べられます。
サイトレイアウトの参考になる画像も多く、他の道具と合わせたときの情報がたくさんありました。
アメニティードームSを選べば失敗しない
不安でいっぱいの初心者の頃から、ベテランキャンパーになってからも、安心して使い続けることが出来るテントです。
アメニティードームSを選べば、快適な空間でキャンプを楽しむことができますよ。
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