「うちの旦那は、休みの日になると釣りばかり…」「家族よりも釣りが大切なの?」と不満を感じている奥さんはかなり多いと思います。実際、過去の私もそうでした。笑

毎日がイライラで、中には「離婚した方がマシかも?」と思う方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、実際に旦那にイライラしていた私が釣り好き旦那がいても平和に過ごすコツをまとめてみました。
これを実践したことで、今では旦那が釣りに行ってもあまりイライラすることなく過ごせています!
- 「また旦那が釣りに行ってる」とイライラしてしまう奥さん
- 釣りに行くたびに、奥さんから冷たい視線を浴びせられている旦那さん
このようなご夫婦に向けて、当事者の私が感じたこと・やったことを解説していきます。
「釣り人には離婚経験者が多い」って本当?


ネットを検索すると「釣り人は離婚率が高い」という情報が目に付きませんか?質問サイトやSNSを見ても、結構このような声は多いです。
釣り好きな男性ははぜ離婚率が高いのですか?
釣り好きな男性は離婚率が高い、または離婚する人が多いなどと聞いた事がありますが、理由はなぜでしょう?– 離婚率が高いかどうかはわかりませんが、私の知り合いにも釣り好きバツイチいました。 釣りの種類にもよるのでしょうけど、変な時間に家を空けたりしますよね。(中略)そうなると不信感が生まれても不思議ではありません。
(出典:Yahoo!知恵袋)
そういったことが度重なって何のフォローもないままだと十分離婚の原因になり得ると思いますよ。
” 釣りが原因で離婚 ” と言う統計やデータは見当たりませんでしたが、原因を考えると離婚に至っても仕方がないとも言えるかもしれませんね。



釣りが直接的な離婚理由になっていると言うよりかは、釣り以外の家族へのケアが不十分・価値観の違いなどが大きな原因であるように感じます。
まずは「イライラする原因」を考える!


釣り好きな旦那さんにいつもイライラしてしまう…という方は、まずなぜイライラするのか?を考えてみましょう。
- 旦那だけが息抜きで遊びに行っていてずるい
- 釣りやスマホだけでなく、子どもとも遊んであげてほしい
- 旦那が釣りに行っている間も、私は家事と育児を休めない
- お金がかかるから勘弁してほしい
など、原因は様々だと思いますが…この先何十年も同じことでイライラし続けるのって、絶対に疲れますし限界が来ますよね…。
なので、対処法として「どうすればこのイライラを解決できるか?」を考えてみるのがおすすめです。
釣り好き旦那がいてもイライラせずに過ごすコツ


上で「イライラする原因」を洗い出せたら、具体的な対処法を考えてみます。



ここからは、私が実践した方法をご紹介します。
①家事の時短のための家電を導入する(買ってもらう)
私の最大のイライラは「家事と育児が休めない」というのが原因でした。
なので、ルンバと食洗機を導入してフル活用することに!
掃除はルンバがしてくれるし、食器は食洗機が洗って乾燥までしてくれる、と言う状態にすることで、家事ストレスがかなり軽減できました。
②部屋を綺麗に掃除する(してもらう)
散らかった部屋って、思っている以上にストレスが溜まるものです。しかも掃除ってかなりの労力がかかる上に、綺麗にしてもその日の夕方には元通り…なんてことも。
我が家の場合は、釣りに行く前にリビングや玄関を綺麗にして行ってもらうことにしました。
加えて天気の悪い休日は、1日断捨離に付き合ってもらいます。笑
部屋が綺麗になっていることでイライラの原因が一つ減りますし、旦那さんが釣りに行っている時間に家でゆっくりくつろぐことができますよね。
③子どもの一時預かりなどを利用し、1人の時間を確保
幼稚園や保育園に行っていない年齢の子がいると、旦那さんが釣りに行っていても全く休めない…という現実が。



我が家も妊娠中から現在までこの状態です。笑
この場合、地域の一時預かり施設の有無や料金を調べて、受けられそうなものがあればサービスの利用を検討してみるのもおすすめです。
私の地域には0歳から一時保育OKな市の施設があり、半日1,000円しないくらいで預かってもらうことができました。
利用頻度は2週間に1回くらいで時間も短いですが…お値段以上にママの休息効果があったと感じています!
④釣りから帰ってきて寝るのであれば、時間を決めてもらう
よくありがちなのが、「早朝から釣りをして疲れたからちょっと寝る」と帰宅後〜夕飯の時間まで旦那さんが仮眠をとっていてイライラ…と言うケース。
え、遊びに行っているのに疲れて家事育児放棄して昼寝って何事?と思ってしまいますよね。
でも、平日は確かに大変な仕事をしてくれているし、疲れているのに寝かせないのも可哀想…と悩んだ結果、「1時間だけ」など時間を区切って休んでもらうことにして解決しました。



夕飯前の一番大変な時間には起きてもらって、こどもの相手をしてもらいます。
お風呂に入ったらまたすぐ寝れるし、ここはしっかりと話し合いをして折り合いをつけるべき!
⑤釣りのペースをあらかじめ話し合い、家族の時間も確保する
釣りのペースをあらかじめ話し合っておくのも効果的です!
「土日のうちどちらかは釣りに行ってOK」
「釣りに行かない方の日は家族のお出かけ日にしたり、家の掃除を手伝ってもらう」
など決まりを作り、習慣化してしまいましょう。
「一切釣りに行くのは禁止!」などと厳しすぎるルールを作ってしまうと、逆に旦那さん側のストレスが爆発してしまい、夫婦関係に逆効果となることも。
相手の気持ちも考えつつ、バランスの良いルール作りができると良いですね。
⑥食べられる魚を釣ってきてもらって「食費の節約ができた」と考える
私の意識が一番変わったのがこれです!食べられる魚を釣ってきてもらって、その日や翌日のおかずにすること。
ただし、下処理は旦那さんの役です。
「釣ってきてあげたから妻が捌いてね」と置きっぱなしにするのは絶対にNG。捌いて食べられる状態にするまでが釣りだと言うことを忘れないようにしましょう。



旦那さんは釣りが楽しめるし、奥さんは食費が浮いてラッキー!
魚は身体にも良いし、最近値段が高いので…持って帰ってきてもらえると嬉しいです。
⑦キャンプなど、家族全員でできるアウトドアも取り入れる
釣りが好きな男性は、キャンプも好きと言うことが多いです。
家族の時間が少ないことを不満に思っているのであれば、キャンプなど家族全員で楽しめるアウトドアを取り入れることを提案してみるのもおすすめです!
実際我が家の夫は釣りしかしませんでしたが、家族が増えたことをきっかけにキャンプをするようになりました。
キャンプであれば家族全員で行けるので奥さん側の不満も軽減できますし、旦那さんの「アウトドアで遊びたい」欲も満たすことができます。
釣りにかかるお金をなるべく抑えるコツ


釣りを巡っての夫婦喧嘩で切っても切れないのが「お金」のこと。
釣りって数千円の竿に小さなエビをつければできる、というイメージがあると思いますが…実際は想像以上にお金がかかるものなんですよね。
ここからは、釣りにかかるお金をなるべく抑えるコツをご紹介します。
①フリマアプリなどを活用
「必ずしも新品でなければいけないもの」以外は、フリマアプリを活用してみましょう。
- 一度しか使わなかったルアー
- 買ったものの出番が少ないリール
- 使う機会がなかった小物類
- 不要になった収納用品
など、中古品ではありますが十分使えるものも多いです!
フリマアプリだと補償がない・切れてしまっているものもあるので高価な買い物は注意が必要ですが、新品を買う前に一度フリマアプリ・オークションサイトを検索してみるのも良いでしょう。
②リセールバリューを意識
高価なものを買うときは、最初からリセールバリュー(価値や売る時の値段)を意識しておきましょう。
- 売るかもしれないので傷がつかないよう気をつける
- 箱や袋、説明書、保証書などは取っておく
売るときは絶対、箱が残っている方が有利です。



1つ数万円〜のリールなどは特に、綺麗に使えば価値が落ちづらいです!
購入前に「このアイテムはフリマアプリでどのくらいで販売されているか?」をチェックして、売って別のアイテムを買うための資金にする可能性も視野に入れておきましょう。
③行き帰りのコンビニ買い食いをやめてもらう
上2つは主に釣りのアイテムのお話でしたが、毎回の釣りの出費で減らすことができる直接的なポイントは「コンビニでの買い食い」。
例えば行きで1,000円、帰りで1,000円コンビニで使ってしまうと…1ヶ月、1年と積み重なるとかなりの出費になってしまいます。



奥さんがしっかりと家計管理をしていても、旦那さんがコンビニで無駄遣いをしているとなると…がっかりしてしまいますよね。
お弁当と水筒を持って行ってもらったり、コンビニではなく少しでも安いスーパーで前日に買って用意しておく、などを提案してみましょう。
ある程度の趣味の尊重も大切!お互いの価値観の擦り合わせをしてみよう


今回の記事では、私が実践した「釣り好き旦那への対処法」をご紹介しました。
妻側から歩み寄りの姿勢を示しても旦那さん側に改善が見られない場合は、自衛のために離婚するという選択肢も出てくると思いますが…今現状で工夫や対処、歩み寄りの行動をとっていない場合は、余裕があればぜひこのような行動を試してみてください。



釣りに行かせないこともできると思いますが、そのストレスが爆発することを考えると…条件を決めて行ってもらったほうが良い気もします。
夫婦で話し合って、お互いの妥協点を見つけてみましょう。