小さな子どもと一緒にキャンプデビューしたい!と思っているパパ・ママが準備の段階で迷うことのひとつに「ベビーカー、持っていくか持っていかないか」問題があると思います。
結論から言うと…我が家は安易に持って行った結果、超後悔しました。笑
今後持っていくことはないと思います。
とはいえ、中にはベビーカーを持っていく方もいると思います!
今回の記事では私自身の体験を踏まえて、
- キャンプ場にベビーカーを持っていくメリットとデメリット
- ベビーカーを持って行くのをおすすめしたいケース
についてご紹介していきたいと思います!
キャンプにベビーカーを持っていくメリット
キャンプにベビーカーを持っていくメリットは、主に以下の3つだと感じました。
- 子ども1人でうろうろしない安心感
- 座席を倒せばお昼寝スペースに変身
- 上手く使えば子どもの荷物をひとまとめにしておける
①子ども1人でうろうろしない安心感
ベビーカーにはベルトがついていますので、ベルトをきちんと閉めておけばこどもがうろうろすることはありません。
火を使っている等あまり移動してほしくないタイミングではかなり重宝しますよね!
②座席を倒せばお昼寝スペースに変身
まだお昼寝が必要な年齢の子を連れていく時、どうしようか迷うのがお昼寝の場所。
- テントの中にひとりで寝かせると、大人の目が届かない
- 鍵がついてるわけではないから万が一いなくなってしまったら怖い
- 暑さ、寒さが厳しい中で体調不良になっていても気付けない
など心配事が盛りだくさんです。
しかしベビーカーであればゆらゆらしてそのまま寝てくれたらラッキーですし、背もたれを倒すことができるので背中スイッチもそこまで気にしなくてOK!
寝返りできないから長時間は難しいかもしれないですが、短時間のお昼寝であればベビーカーがあると助かりますね。
③子どもの荷物をひとまとめにしておける
こどもの荷物ってとにかく多いです。
オムツ、食器、おもちゃ、飲み物、タオル、おしりふき…
テーブルの上にごちゃっと置いておくと汚れてしまうし、使いたい時にさっと手に届く場所にない。いつも私もストレスに思っています。
こんな時ベビーカーであれば、下にある荷物置きはもちろんバーの部分に引っ掛ける・吊るすなどでこどもの荷物を上手くまとめることができちゃいます。
ベビーカーから降りている時は座面にも荷物を置けますし…こどもの物をひとまとめにしておけるのは、パパママにとって大きなメリットだと言えます。
キャンプにベビーカーを持っていくデメリット
メリットの部分だけを見ると「とりあえず持っていこう」と思ってしまうかもしれませんが、ちょっと待って!
安易に持っていくと、場合によっては私のように後悔することになるかもしれません…。
キャンプにベビーカーを持っていくデメリットについてもしっかりと確認しておきましょう。
①荷物が一気に増える
ベビーカーの1番のデメリット、それは荷物が一気に増え過ぎてしまう点。
最近は驚くほど小さく折りたためるベビーカーもありますが、「キャンプの荷物」目線で見てしまうとどうしてもかなり場所を取ります。。
子連れだとキャンプに持っていくものって本当に多いので、全ての荷物を乗せて、家族全員乗ってみて、それでも車にベビーカーを詰めるスペースがあるか?ということを事前に確認しておく必要があります。
②ベビーカーに座らせていても目を離すことはできない
ベビーカーはベルトが付いているので子どもの一人歩きある程度制御することはできますが、だからといってベビーカーから目を離していい理由にはなりません。
子どもから手を離していることはできますが、目を離すことはできないことをあらかじめしっかりと夫婦で認識しておきましょう。
どちらかが見ていると思ったら、どっちも見ていない間にベルトから抜け出そうと…ってこともあります。
「親」という自覚をしっかり持って、ベルトをしているからといって目を離すことは絶対にないようにしましょう。
③子どもが座ってくれない場合、かえって邪魔になってしまうことも
ベビーカーを持って行ったは良いものの、こどもが全然座ってくれずに結局邪魔になってしまう可能性も。
お家の中や公園とは違う環境の中、歩いたり走ったり探検してみたい子もきっといるはず。
ご飯の時に座らせても落ち着きがないのであれば、結局ママのお膝に座らせるのが1番だった!となるかもしれませんね。
④そもそもベビーカーを安全に押して歩けるとは限らない
「ベビーカー=押して歩けるから荷物の運搬が楽」と思っている方もいるかもしれませんが…ほとんどのキャンプ場では、ベビーカーを押して歩くのは無理と思った方が良いと思います。
- 芝生
- 刈っただけの雑草地
- 砂利
- 枯れ木や葉っぱ、石が落ちている
- ウッドチップ敷き
- 土、泥
- 坂道や部分的な凹凸、斜面
普段街中でベビーカーを押して歩く場面って、綺麗に舗装されたアスファルトの道路や建物・施設の硬い床が多いと思います。
あんな感じで移動するのはほぼ無理です。
つまり、ベビーカーを持って行っても「タイヤを使っての移動はできない」可能性の方が高い!
道がアスファルト施行されているオートキャンプ場などは稀にベビーカーを押すこともできるかもしれませんが・・見かけたことはありません。
「子どもを乗せて移動する目的」を第一としているのであれば出番はない=持っていかない方が良いと思います。
ベビーカーを持っていくのをおすすめしたいケース
ここまでキャンプにベビーカーを持っていくメリット・デメリットをご紹介してきましたが、最後に「どんなケースならベビーカーを持っていくべきか?」という点をまとめてみたいと思います。
ベビーチェア・簡易お昼寝ベッドの代わりとして使う場合
1つ目は、小さな子のベビーチェアの代わりとして使いたい!と言う場合。
キャンプ用のキッズチェアだと姿勢が保てず不安定になってしまうくらいの小さな子であれば、ベビーカーのホールド感&ベルトはかなり安心できるチェアとして代用できます。
加えて上で紹介したとおり背もたれを倒すとお昼寝も可能。
最初からこの目的であれば、持っていくのはかなりアリです!
車乗り入れOKのオートキャンプ場の場合
2つ目は、サイトまで車が乗り入れられるオートキャンプ場の場合。
ベビーカーを押して移動できないとなると、子どもを連れて車からベビーカーを持ち上げて移動するのはかなり骨が折れる作業です…。
しかし車をサイトに横付けできるのであれば徒歩での移動は不要。
ベビーカーを車に積むスペースの問題さえ解決できればOKです!
持っていく目的とメリット・デメリットをよく考えよう
キャンプは水族館や動物園といった普通のお出かけとは比にならないくらい荷物が多くなります。
普段はとても便利なパパママのお助けアイテムであるベビーカーですが、キャンプに持っていくとなると…
- 本当にベビーカーが必要なのか?
- 持っていって活用できるか?
- 車に積めるか?
など様々な疑問点が出てくると思います。
実際に持って行って確かめてみるのももちろんOKですが、事前にシミュレーションをした上で夫婦の意見を踏まえながら判断してみてくださいね!