自宅にホスクリーンを設置・増設したいけど、失敗が怖い…!
そんな方はホスクリーン設置の失敗例から学ぶのが、成功に近づくコツです。
今回の記事は、新築時のホスクリーン設置時に失敗した我が家の後悔ポイント&失敗を防ぐコツをメインにお話ししていこうと思います。
ホスクリーン取り付けでよくある失敗・後悔
まずはホスクリーンの取り付けについて、一般的に「失敗した…」という声が多い理由を5つご紹介します。
①洗面所・廊下など、使いづらい場所に付けてしまった
我が家がまさにコレ!後述しますが、洗面所の超使いづらい部分にホスクリーンをつけてしまいました。
実際使ったのは1〜2回くらい。
今は棒を外してあって、今後も使う予定はありません…。
ホスクリーンといえば天井デッドスペースの有効活用!というイメージがあると思いますが、場所によっては使いづらすぎて設置したのは良いものの出番がない…という悲しい結果になってしまうことも多いようです。
②洗濯が乾きづらい部屋に付けてしまい、乾燥に時間と電気代がかかる
2つ目は「ランドリールーム用に付けたけれど、思ったように洗濯が乾いてくれない」という理由。
” 部屋干し ” は相当部屋が乾燥しているか、乾燥機・除湿器をガンガンに回さないとなかなか洗濯物が乾いてくれないですよね。
最近は電気代が急激に高騰していることにより「洗濯乾燥だけに電気代をかけるなんて勿体無い…」と思っている方も増えていると思います。
電気代の節約を考えると、ランドリールームへの設置は後悔ポイントになる可能性もあるかもしれません。
③物干しスペースが少なすぎた
「想像以上に洗濯物が多く、今あるスペースだけでは全然干しきれない!」というケースも。
せっかくホスクリーンがあるのに、横に床置き型の物干しを置いてしまうとデッドスペースが広がり残念な感じに…。
どうせならあともう1つ・2つくらいつけておけばよかった。という声もよく見かけます。
④見た目を重視した結果、耐荷重が足りなかった
③と似たような理由ですが「耐荷重が足りない」というのも盲点。
ホスクリーンにはさまざまな種類やモデルがあるのですが、一般的に住宅の室内に採用される「スポット型」「天井付昇降型」の耐荷重は8〜10kgほどのものが多いです。
洗濯物は水を吸って重くなりますので…あまり量が多いと重量オーバーになる可能性も。
室内でお布団を干したり、家族が多く洗濯物がたくさんある家庭ではとくに後悔ポイントになる可能性があります。
⑤2階に取り付けたけど、1階にしておけばよかった
「とりあえず2階に…」と2階の空き部屋に設置する方もいらっしゃいますが、安易に2階に配置してしまうのも後々の後悔に繋がります。
階段を上がるのが面倒で、結局リビングのカーテンレールに引っ掛けて乾かしている…
家事に休みはないので、少しでも楽したい!と思っている方は1階に取り付けておくのがベターです。
失敗を防ぐポイント
上記のような失敗を防ぐためには「事前の計画が全て」です。
新築時の取り付け・DIYでの後付け問わず、以下のポイントを確認しながらしっかり取り付け計画を立てるようにしましょう。
家族計画を考慮する
今の家族の人数から洗濯物量を考えることはもちろんなのですが、今後家族が増える可能性があるか?という点も視野に入れておきましょう。
もし増える可能性が少しでもあるのであれば、スペースに余裕を持って設置しておくのがおすすめです。
足りなかったら絶対後悔するけど、1つ多いくらいでは後悔しないのではないでしょうか。
実際の家事動線・動作をシミュレーションする
ただ「ここに欲しい!」というざっくりとしたイメージだけでなく、実際に使う時のことをシミュレーションするのが重要なポイントです。
- 洗濯機からの距離はどう?
- 洗濯カゴを持って無理なく移動できる?
- 洗濯カゴはどこに置く?
- 物干し棒の高さはどのくらいに来るのか。高すぎ・低すぎはしない?
- 実際に洗濯がかかっていて生活の邪魔にならない?
など、家事動線・動作のシミュレーションは結構大切。
「こっちの方が良いかも!」という気付きにも繋がるかもしれませんね。
その場所の ” 洗濯の乾きやすさ ” をシミュレーションする
使いやすそうな場所が決められたら、最後に「その場所で洗濯は十分乾くのか?」を考えてみましょう。
- リビングのエアコン前
…エアコンの風と太陽光が当たるため乾きやすい。1年中利用。 - 寝室のエアコン前
…夏は寝るときにエアコンのドライ運転で衣類を乾燥。冬は暖房をつけて部屋を暖めつつ洗濯物の水分で加湿できる。 - 狭い洋室
…洗濯が乾きにくい梅雨の時期のみ利用。乾燥機・除湿機の性能を最大限発揮でき、短時間で乾かせる
とくに、洗濯物を乾かすための高熱費を節約したい!と思っている方はいつも人が生活している部屋に設置するのもアリ。
とはいえ生活感が出やすくなってしまうので、ここは見た目の問題や家族の意見なども交えつつ相談するのが良いでしょう。
我が家の失敗!不要だったホスクリーンは「洗面所」
冒頭でも少し触れましたが…我が家の失敗ホスクリーンは、新築時に付けた洗面所。
どこだか分かりますか?
そう、ここ…!
ここです!
え?邪魔すぎない?低すぎない?
洗濯干してたらお風呂入れないし、洗面も使えませんよね?状態でツッコミどころ満載です。笑
家づくり終盤で決めることが多すぎて疲れてしまい、ホスクリーンの位置まで全く気が回りませんでした。。
ということでこのホスクリーンは入居3年以上経っても1〜2回しか使われていない上に、今後一切使う予定のない無駄な物干しスペースとなってしまいました。
自力・格安DIYでホスクリーンを増設したら大満足!
上でご紹介した通り、新築時のホスクリーンを盛大に失敗した我が家ですが…
この経験を活かし、後付けホスクリーンは大大大満足な仕上がりにすることができました。
取り付け方法や手順、満足している理由などは以下の記事でまとめています!
併せて読んでもらえると嬉しいです。
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まとめ
今回の記事では、ホスクリーン取り付けの後悔ポイントと失敗から学ぶ成功のコツをご紹介しました。
後悔ポイントは家庭によってそれぞれなので、実際取り付けてみないと分からない部分も多いと思います。
しかし、事前に他の事例の失敗例から学べることも大きいですよね!
新築時・DIY後付け時問わず取り付けに失敗しないため、しっかりとした計画&シミュレーションを行っていきましょう。