「室内のここに物干しがあったら良いのに…」と感じるタイミング、ありますよね?
床置きの洗濯物干しをおいても良いのですが、すぐに埃が溜まる・室内が狭く感じる…など様々なデメリットがあるのが現実。
そこで今回、我が家は自力でホスクリーン取り付けDIYをしてみました!
結果とても満足いく仕上がりになったので、記録として残しておこうと思います。

これからホスクリーン取り付けを考えている方は、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです!
ホスクリーンを自分でDIYするメリット


洗濯物を干すスペースが広がる
ホスクリーンを付けるメリットはなんと言っても「物干しスペースが広がる」という点。
干す場所がないから突っ張り棒をつけたり、ドアやカーテンレールの上に引っ掛けている…という方、多いのではないでしょうか。
ホスクリーンであれば居住スペースを塞ぐことなく取り付けができますし、2つ・3つ…と欲しい数だけ増やすことが可能。
物干しスペースがどのくらい必要なのか?は、実際住んでみないと分かりません。「足りない!」と感じた時後付けができるホスクリーンの存在はありがたいですよね。
施工の人件費が不要なので、安くできる
自分で取り付けをするのであれば、施工にかかる人件費をカットすることができます。
少しでもコストを抑えたい…という方であれば、DIYするという選択肢はありです!
場所をしっかり選べば、洗濯にかかる電気代・ガス代の節約にも
梅雨の時期、冬の寒い時期は、洗濯物が乾きにくい…というお悩みもありますよね。
ホスクリーンの後付けをする際に設置場所をきちんと選ぶと、洗濯を乾かすために必要な光熱費を抑えることも可能です!
例えば、我が家の場合は以下のような感じです。
- リビングのエアコン前
…エアコンの風と太陽光が当たるため乾きやすい。1年中利用。 - 寝室のエアコン前
…夏は寝るときにエアコンのドライ運転で衣類を乾燥。冬は暖房をつけて部屋を暖めつつ洗濯物の水分で加湿できる。 - 狭い洋室
…洗濯が乾きにくい梅雨の時期のみ利用。乾燥機・除湿機の性能を最大限発揮でき、短時間で乾かせる
こんな感じで、できるだけ「人のためにエアコンを付けたついでに」洗濯物を乾かせるような配置にしています!



洗濯物を乾かすためだけに電気を使うのって勿体無いので…。
もちろん、冬以外の季節は外干しも併用しています!
ホスクリーンを自分で取り付ける際の注意点


必ず下地があることを確認する
ホスクリーンに限らず壁付けするもの全てに言えることですが、必ず下地があることを確認した上で取り付けをしましょう。
特に水を吸った洗濯物はとても重いので、下地がない場所に取り付けるとパーツごと落下する可能性が高いです。
できれば2人以上で作業する
どのホスクリーンを付けるかにもよりますが、天井や壁の高い部分での作業になるため作業者・介助者の2人以上いるときに作業をするのが安心です。
作業スペースと安全の確保も忘れないようにしましょう。
ホスクリーンの選び方
「ホスクリーン」と一括りに言っても、実は様々なタイプ、サイズ、カラーがあります。
せっかく後付けするのであれば、しっかりと自分のニーズを確認してからアイテム選びをするのがおすすめです。
①掛けたい洗濯物の量と重さ
まず1番最初に確認すべきは「どのくらいの量の洗濯物を掛けたいのか?」という点。
- 全ての洗濯物を掛けたいが、3人家族なのでそこまで大きなものは不要
- 軽い洗濯物だけホスクリーンに掛け、重たいものは床置きの物干しで干す予定
- 家族が多く全ての洗濯物をかけたいので、複数のホスクリーンを付けたい
様々なニーズがあると思いますが、実際に使うときのことをしっかり考えてアイテム選びをしないと後悔の原因になってしまうかもしれません。
しっかりとシミュレーションをした上で、どのホスクリーンを何個取り付けるか?を決めると良いでしょう。
②インテリア性、カラー
室内につけるのであれば、できるだけ部屋の雰囲気にあった色の物を付けたいですよね。
タイプによってカラーバリエーションの違いはありますが、以下のような色展開がされています。
- ホワイト
- 木目天井用
- ブラック
- ライトブロンズ
- ダークブロンズ
- シルバー
- ステンカラー
etc…
天井や壁の色などにあったものをチョイスすると失敗が少なくなります。
また、スポットタイプ・壁付けタイプ・天井ベタ付けタイプ…など様々なものがあるので、この辺りも部屋のインテリア性を考えながら選択するようにしましょう。
取り付けに必要なもの
- インパクト(電動ドリル&ドライバー)
- 取り付け用金具(本体に付属しているものもあれば、別途のものもあり)
- 下地チェッカー
下地まで穴を開けますので、手動のドライバーではなく電動ドライバーがほぼ必須になります。
また取り付け用金具は物により本体に付属しているものもあれば、別途のものもあるので注意が必要。



我が家が購入したホスクリーンは、天井付け用→金具同封・壁付け用→金具は別売り、といった感じでした。
購入時に付属品をチェックするとともに、取り付け日までに必要な物を準備・確認しておきましょう。
【腕型・壁付け】リビングに自力でホスクリーンを取り付けてみた
我が家はリビング用のホスクリーンとして、壁付けタイプのHC型を採用しました。
なぜ天井付けタイプにしなかったのか?と言うと、耐荷重量を優先したから。毎日の物干しでメインになるであろうリビングにはしっかりした物を取り付けたかったんです。
このタイプは2本1組で30kg分を目安に干すことができるため、機能としては十分で満足しています!
(公式サイトを見ると、天井付けタイプは耐荷重が〜8kgのものが多いようです。たくさん干したい方は注意!)
①下地チェック
まずは下地チェックから。付けたい場所に下地が入っているかを確認していきます。


下地チェッカーは様々なものがあるので、使い方をしっかりと事前に確認しておいてください。
②位置の確認と下穴開け
左右の下地確認・マーキングが終わったら、まずは下穴を開けていきます。



取り付け用ビスが太すぎて、そのままの取り付けは難しかったので…。


この時木屑が出ますので、ビニール袋や箱などで受け皿を用意しておくと部屋が汚れません。
③取り付け
下穴がしっかり開いたことを確認してから、専用ビスで本体を取り付けていきます。


介助者がいれば本体をずれないように抑えてもらうとやりやすいです。
④完成
左右にホスクリーン本体を取り付けし、強度を確認して取り付け完了です。
壁付けホスクリーンを室内に付け、物干し棒を通すとこんな感じ。


使わない時や来客があるときは畳んでしまえば目立ちません。





窓際かつエアコンの目の前なので、冬でもすぐに洗濯物が乾く&加湿効果があって良い感じです。
後悔はゼロ。本当にやってよかった!
ホスクリーン後付けDIYにかかった費用
我が家のホスクリーン後付けにかかった費用は、以下の通りです。
ホスクリーン本体(壁付け) | 約1万円(5,000円×2本) |
壁付け用ビス | 1,200円 |
合計 | 約11,200円 |
コスト1万円ほどで取付することができました。
ネットの情報では、業者に設置を依頼すると2〜4万円台ほどになるとのこと。DIYすることで、かなりお得にできることが分かりました!
まとめ
我が家は元々リビングに置き型の物干しを置いていたのですが…ホスクリーンを後付け増設したことでリビングも物干しスペースも両方広くなり、とっても満足しています。
取り付けも難しくないですし、コストも抑えられるためホスクリーンのDIYは結構おすすめだと感じました。



悩んでいる方は、チャレンジする価値ありです!