釣りをするのに必須の道具であるリール。
釣行後に洗って乾燥させるというホームケアをしっかりとしていても、内部がどうなっているのか?本当にケアが行き届いているのか?なかなか確認する機会はありませんよね。
使っているうちに、なんだか重い・違和感がある・異音がする…なんてトラブルに見舞われることもあると思います。
そこで今回は、メーカー修理ではなく個人でリール修理を請けおっている方に修理をしてもらうことにしました。
すごく丁寧な作業と対応をしてもらえた上に、リールもスッキリ新品の巻き心地に戻ったので大満足!
早速ご紹介していこうと思います。
今回調整が悪くなったのは、SHIMAMO・ステラSW 14000XG
マグロ・カツオキャスティングの際に毎回メインで使っていたステラSW。
2シーズン使い倒したタイミングで、ハンドル回転時にシャリシャリという異音がするようになってしまいました。
釣行後は毎回しっかり水洗い・乾燥をしていたのですが…
異音がしている以上このまま使うのはちょっと怖いな、ということで修理に出すことに。
修理の選択肢は「メーカー修理」or「個人修理」
釣具の修理には、主に2つの方法があります。
- 釣具店に持って行き、メーカーに修理を依頼する
- 個人で釣具の修理をしている方を見つけ、依頼する
釣具店に持って行ってメーカー修理を頼もうと思っていたのですが、たまたまインスタグラムで個人修理をしてくれている人を見つけたので個人修理も視野に入れてみました。
検討する上で、それぞれの違いを比較すると以下のような感じになります。
メーカー保証の方が確実性はあるかもしれませんが、時間がかかる・費用が高いというデメリットが。
対して個人修理の場合、保証関連の部分でメーカーとの違いはあるものの比較的短時間で修理してもらえる・費用が安めという点がメリットとして挙げられます。
2週間後に釣行の予定があり、できればそこで使いたかったので…。
メーカーよりも早めに対応してもらえる個人修理を依頼してみることにしました。
リール修理を依頼した流れ
今回私が依頼させてもらったのは、個人でリールのメンテナンスをされている@hi_garage1091さん。
>> Instagram
>> amebaブログ
>> お問い合わせページ
メンテナンス活動されている様子をweb上に掲載されているのですが、解体後の診断から修理の作業までかなり丁寧に行われている印象を受け…「信頼できそう!」と感じ連絡をさせていただきました。
気になる方はぜひ、上記のSNSリンクから画像を見に行ってみてください。
メンテナンスの様子を知りたい場合アメブロが一番分かりやすいと思います!
①インスタDMから問い合わせ
まずはインスタのDMから問い合わせをします。
リールの不調箇所がある場合は症状をできる限り伝え、修理を依頼したい旨を送信します。
やり取りの中で説明と利用規約の記載があるページを送ってもらえますので、そちらにしっかりと目を通しましょう。
ちなみにこの時点ではっきりとした作業代金はまだ分かりませんが、料金表に記載のある基本料金+部品代が最終合計金額になるとのことです。
②宅配便でリールを発送
修理を依頼する話がまとまったら、宅配便でリールを指定の住所に送ります。
- 送付先はDMのやり取りの中で教えてもらえます。
③解体・診断
リールが到着すると、まず最初に解体と診断をしてもらえます。
- 解体時の様子
- トラブルの原因となっている箇所
についてhi_garage1091さんから画像付きで連絡が来ます。
今回のリール異音の犯人は、複数のベアリングだったということで…
【実際の作業の様子はこちら】
④金額と作業期間の見積もり
③で受けた説明を元に、どこまで修理するか・どの部品を交換してもらうかなどを話し合ったのちに金額が確定する流れです。
今、リールの内部がどういう状況なのか?どんな修理が必要でどのくらいの時間がかかるか?を、リール解体後に説明してもらえます。
今回私は@hi_garage1091さんのご提案の通りに修理をお願いしました!
⑤修理作業
相談して決定した内容をもとに、実際にリールの修理に取り掛かってくださいます。
修理作業の様子もかなりしっかりと教えてもらうことができました。
【実際の作業の様子はこちら】
⑥完了後報告・宅配便で返送
完了すると修理が完了した旨と修理内容・結果の説明の連絡が来て、その後修理が完了したリールが返送されてきます。
箱の中には、
- リール本体
- 作業内容の報告書
- 修理の際に出てきた古い部品
が入っていました。
内容報告書はこのような感じで、かなり丁寧に詳細を説明してくださっています。
どの部品がダメだったのか?実際に外したものを送ってもらえるのも安心ですね!
動作が正常に戻ったことを確認!
修理から帰ってきたステラSWは、新品のような巻き心地に戻っていました
毎回の釣行後にしっかりホームケアをしていたとしても、不調が出たら早めに分解・本格的なメンテナンスをしてもらった方が長く道具を使い続けられそうな気がします。
無理して自分でやって戻せなくなるもの大変なので…このメンテナンスの部分は、しっかりとプロの手を借りるのが正解ですね。
修理にかかった金額と期間は?
今回の修理にかかった金額は約1万円+往復の送料分で、部品の取り寄せがなかったのも幸いして期間は1週間ほど。
無事次の釣行にも間に合いました。
ここまでしっかりとみてもらえて、しかも新品同様の使い心地に戻ってくれたのは感激です!
リールの不調でお悩みなら、買い替えの前に「修理」を検討がおすすめ
なんとなく「釣具の修理=メーカー」という固定概念がありましたが、今回@hi_garage1091さんを偶然インスタで見つけて修理を依頼することができ、本当に良かった!と思っています。
修理前、修理中、そして完了後までかなりしっかりと連絡をいただけたので、安心してリースを預けることができました。
今後も継続してメンテナンスをお願いしようと思っています!
釣具はそれなりに高価なので、信頼できる人に依頼できるのが一番ですよね。
リールの修理やメンテナンスを検討している方はぜひ、@hi_garage1091さんのSNSを覗いてみてください。