マグロやカツオ、キハダなどの大物を狙う釣り人であれば、今まで「ファイト中のロッドエンドの食い込みが痛すぎる…」と感じたことがある方は多いと思います。
大きい魚は思った以上のパワーを持っています。
長時間のファイト中、痛みを我慢するのって結構キツイですよね…。
そこで今回は、大物釣りの必須アイテム ” ギンバルベルト ” を購入して使ってみたレビューを掲載していこうと思います!
ギンバルベルトはどんな作り?どうやって使うの?
ギンバルベルトは、ジギング・キャスティングで10kg以上の大物を狙っていくような人におすすめしたいアイテムです!
別名「ファイティングベルト」とも呼ばれます。
ギンバル部分と腰パッド部分の2つに分かれていて、基本的に2つ合わせて使うアイテムになっています。
ギンバル部分
HOTS メタルライトベルト
ベルト(腰パッド)部分
リアルワークス マルチパッド
ギンバル単体で売っているものもありますが、基本的には何かしらの腰パッド部分がないと装着できません。
標準のものでも使えますが、人によっては高さが合わず逆に使いづらい可能性も。
実際私もHOTSのセット売りで買った腰パッドだと高さが合わないため、リアルワークスのマルチパッドに付け替えて利用しています!
「ギンバルベルト=恥ずかしい」というイメージはある?
ネットを見てみると、「ギンバルベルトは恥ずかしくて付けづらい…」という声も多いよう。
確かに、そのまんますぎる形のものは抵抗がある方もいるかもしれませんね。
でも、最初からある程度のサイズ狙いなのであれば周りにも付けている方が多いと思います。
なので全く、恥ずかしいことはありません!
ギンバルを付けたまま街中を歩くのはかなり怪しいですが(笑)、船の上であればみんな用途を知っているアイテムですので心配することはないと思います。
個人的には、しっかり腰ベルトがサポートパッドになっているタイプの方が抵抗なく付けられるかな?とは感じました。
ギンバルベルトを使うメリット
ギンバルベルトはやや高価なアイテムなのですが、大物釣りをする方であれば持っていて損はないアイテムだと思います。
①痛みや怪我から腹部を保護できる
15kg、20kgを超えてくるような大物がかかると、かなり重いですよね。
海に引き込まれないようにしっかりロッド操作をする必要がありますが、ロッドエンドがお腹や鼠径部に押し付けられる形になるので結構痛いんですよね。
ロッド操作を間違えれば一気にロッドエンドに圧力がかかり、怪我の原因にもなるかもしれません。
ロッド食い込みの痛みがないだけで、かなり釣りがしやすくなりました!
②長時間のファイトになっても姿勢を保ちやすく、ロッドがブレづらい
ギンバルの良いところは、ロッドエンドをしっかりと固定できるところでもあります。
大物との長時間のファイトになるとロッドがぶれてきたり、背中や腰が痛くて姿勢を保ちづらくなったりする方も多いのではないでしょうか。
ギンバルを付けていれば頑丈な腰のサポーターによって姿勢を保ちやすいですし、ロッドエンドが固定できるのでブレづらくなります。
大物相手の長時間ファイトを前提とすると、できる限り身体の負担を減らすという意味でもギンバルベルトの使用はかなりおすすめできます。
ギンバルベルトを使うときの注意点
大物とのファイトから体を守ってくれるギンバルベルトですが、使用の上では注意点もあります。
- うまく使えないとバレる可能性がある
- 無理にロッドを立ててギンバルの穴部分に入れると、ロッド破損の原因になる
- 高さが合わないと使いづらい
ロッドを立てるタイミングを見誤ると魚がバレてしまったり、ロッドが折れてしまったりする可能性があるんです。
ギンバルベルトにロッドを固定したからOK!ではなく、あくまで「ファイトをサポートしてくれるアイテム」と捉えるようにしましょう。
冒頭でも少し触れましたが、ギンバルの高さが合わない方は、調整できる腰用ベルトとして「リアルワークス マルチパッド」を併用するのがおすすめです!
かなり細かな調整ができるようになりますので、高さの問題で使いづらさを感じている場合にはお勧めしたいアイテムです。
アイテムレビューはこちら
ギンバルベルトは大物釣りの協力なサポーター!
昨シーズンはギンバルベルトなしでマグロ釣りをしていた私ですが、やはりギンバルがあると身体へのダメージが全く違います。
小物の中ではかなり高価な部類に入りますが、今後大物釣りを長く続けていく方であればあって損はないアイテムだと感じました。
かなり頑丈ですので一度購入すれば長く使えるアイテムでもあると思います。
長く使っていってみてまた何が情報があれば更新していきたいと思います。