スノーピークのランドブリーズプロ1は、ソロキャンプにピッタリな高機能テント。
最初は「テントにこの値段!?」と驚きましたが、性能を考えると納得…というか、むしろコスパの良いテントかもしれません。
今回は、ランドブリーズプロ1の使用感や特徴、実際に使った感想などをレビューしていこうと思います!
購入を迷っている方は、ぜひ本記事を参考にしてもらえたら嬉しいです。
ランドブリーズプロ4の記事はこちら
スノーピークの「Proライン」について
スノーピークには、製品ごとのスペックによって3つのラインが存在しています。
- エントリーライン:初心者向け。比較的価格が安く、購入しやすい人気商品。
- スタンダードライン:snowpeakの標準ライン。
- プロライン:性能を重視するキャンパーへ向けたライン。
元々全体的なクオリティが高く、永久保証付きであることから価格が高めなスノーピーク。
その中でも特に価格・性能ともに高い位置にあるのがプロラインなんです。
よりキャンプを快適に楽しみたい人にはおすすめのラインであると言えます。
ランドブリーズPro.のテントのラインナップは
- ランドブリーズPro.1
→1〜2人用 - ランドブリーズPro.3
→3〜4人用 - ランドブリーズPro.4
→4〜6人用
となっており、利用する人数やシーンに合わせてサイズが選べるようになっているのも魅力。
自分に最適なサイズはどれなのか?を調べている時間も楽しいですよね!
ランドブリーズプロ1を購入したきっかけ
我が家は元々、ファミリーキャンプ用にランドブリーズPro4を利用していました。
機能・デザイン共に気に入っていたのですが、1つ気になっていたのが「1人でキャンプに行く際には、サイズが大きすぎる」という問題。
そこでソロ用のテントを探し始め、ワー○マンの5,000円のテントを使い始めたのですが…
- テント本体のみでフライシートがないため寒い…
- 結露がとんでもない
という理由からそのテントは結局すぐに売却し、ランドブリーズPro1をお迎えすることになりました。
どうせなら最初からランドブリーズを買っておけばよかった、って少し後悔しました…。笑
ランドブリーズプロ1を使ってみた感想
Pro4と同じ素材で似たような作りであるため使用感は想像できていましたが、やはりランドブリーズは最高!
少しお値段が高くても、それに見合った価値があります。
以前書いたレビューと被るところもありますが、早速使用感をレポートしていこうと思います。
①1人で寝るのにピッタリなサイズ感
ランドブリーズプロ1はカタログ上「1〜2人用テント」となっていますが、実際体の大きめな大人が寝ると1人でピッタリになるくらいのサイズです。
デュオで利用してもまあ入れなくはないかな…という感じですが、寝返りはおそらく打てません。
現実的に考えると大人1人での利用か、または大人1人+子供1人が限界かと思います。
大人2人のデュオキャンプであれば、余裕を持ってランドブリーズプロ3をお勧めします。
ちなみに、大柄な大人が1人で利用するとサイドに少し物を置けるスペースは確保できます。
ミニテーブルを置くのまでは難しいですが、
- 貴重品や着替えを入れたバッグ
- ペットボトル
- ポータブル電源
このくらいの荷物であれば直置きで十分テント内で保管することができます!
②通気性が良い・撤収が楽!
ランドブリーズpro.ラインのアピールポイントである通気性。
Pro4と比べると全開にした時の通気性はかなり良く、乾燥撤収がとにかく楽です。
壁部分が全て開くと言っても過言ではありません…。笑
もちろんベンチレーターもついています。
Pro4のサイズになると、フライシートの上の方が届かなくて拭き上げできない…。
でも、Pro1は背が低いのでフライシートを下ろさず拭き上げできます。
撤収の楽さはピカイチでした。
③コンパクトで軽いので扱いやすい
高性能なテントって重いのでは…?と思われがちですが、ランドブリーズプロ1は女性でも片手で持てるくらいのサイズです!
本体重量は6.1kg。
Pro4と比較すると、このくらいのサイズ感です。
ソロキャンプでは身軽さも重視されますので、軽くて扱いやすいというのは嬉しいポイントですよね。
④防水性・耐久性が高くて安心
ランドブリーズプロの魅力は防水性・耐久性が格段に上がっているという点にもあります。
- リップストップ生地
…強度が高く太い糸・複数に撚った糸などを格子状に織り込み強度を上げた生地。ほつれにくい、破れにくいという特徴がある。 - PUコーティング
…生地に伸縮性・防水性を持たせる加工。 - テフロン撥水加工
…防汚性・撥水性・撥油性が高い加工。アウトドア製品から、フライパンなどの調理器具など幅広い商品で利用されている。 - UVカット加工
…生地にダメージを与える紫外線をカットする加工。 - 300Dポリエステルオックス
…耐摩擦性・速乾性・耐候性があるポリエステルを使用し、「オックス」という製法(丈夫で通気性が高い織り方)で作られた生地。
300デニールの太く丈夫な糸が使用されている。
プロの価格が高いのはここにあると感じます。
それくらい、やっぱり他のテントとは生地が違う!!
色も深めのカーキと赤なので、長く使っても色褪せや水の跡などが目立ちにくく長く使えそうです。
⑤前室スペースはソロキャンプの荷物量にピッタリ
「コンパクトなテントなら、前室スペースはかなり狭いんじゃ?」と思われる方もいるかもしれませんが…ソロキャンプ用のコンパクトテントにしては十分な広さがあると感じました。
↓靴を置くとこんな感じ。
中から見るとこんな感じです。
ものすごく広い!という訳ではありませんが、夜露でビショビショになって欲しくないギアを入れるのにはピッタリの空間ですね。
本体以外に揃えたアイテムについて
本体以外に揃えた純正アイテムはペグのみ。グランドシート、インナーマットは現状別のもので代用しています!
ソリッドステーク
ペグをテント付属のものからソリッドステークに買い替えた理由は、付属のペグの強度が少し不安だったから。
私がよく行くキャンプ場は地盤が硬めなので…。
設営の時に折れてしまっても嫌ですし、先にソリッドステークに変えました。
グランドシート
グランドシートは、Pro4に使うために買ったシートの余りの部分を切り折りして使っています。
雨の日キャンプも数回してみましたが…とりあえずこれでしばらくは行けそうな雰囲気です。ホームセンターで1,000円程度で買ったものなので、かなりコスパが良いですね!
インナーマット
インナーマットは、ひとまずコット用の厚手のマット+ムートンラグで代用しました。
ムートンラグの上にインフレーターマットを敷いて寝ましたが、芝生サイトだったのもあり特に問題なかったです。
Pro4の室内は広すぎ&変形の床なので代用できるものがなく純正マットを利用していますが、Pro1は室内がコンパクトなのでインナーマットの代わりは探せばいくらでもありそうです。
純正のマットは高いので…とりあえず冬の間はムートンラグで代用して、夏になったらまた純正マットの購入を検討します。
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ランドブリーズプロ1の気になる点は?
ランドブリーズプロ1の気になる点は、強いて言ったら他のソロ用テントよりも少し価格が高めであるという点。
しかしこれは性能や原料費を考えると仕方ないですし、それ以外の面では全く不満はありません!
見た目、大きさ、扱いやすさ、乾燥撤収のしやすさ…どれを取っても◎!
身軽なキャンプには、ランドブリーズPro.1が最適!
今回は、ソロキャンプにぴったりなコンパクトテント「ランドブリーズPro.1」を使ってみた感想をお話ししてきました。
一度別のテントを買って失敗しているからこそ改めて感じる、スノーピークのプロラインの偉大さ…。
少しお値段は張りますが、長期的に利用できるというコスパを考えるとかなり良いテントなのではないでしょうか。
今、ランドブリーズの購入を迷っている方がいれば参考にしていただけるととっても嬉しいです。
snow peakは2023年1月から大幅値上げとなっています。少しでもお得に購入するためには、楽天やヤフーショッピングなどポイント還元率が高い通販サイトを利用するのがおすすめです!
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